アサーティブに!(47)朝、空、雲、苦しみ、やれること

 朝5時。青空はまだ夜を引きずっているみたいな色をしている。青とか水色とかじゃなくて、なにか違う言葉で表せたらいいな、と思う。細く横長の小さめの雲が東の空にいくつも浮いていて、朝焼けで一部は濃い赤に染まっている。

 この空や、流れて変わっていく雲の下で、沢山の人が暮らしていて、幸せな人もそれなりの数いるのだろうけど、何故か沢山の人が何かに苦しんでいる。もがき苦しんでいる。老、病、死。求めても手に入れられないものがあり、愛する人と別れなくてはならないことがあり、憎たらしい人と出会い、つきあわなければならないことがあったり・・・と。(参考:四苦八苦)

 五感が感じとったものを、どう意味をつけるかで生まれてしまう苦しみもあって、事実などなくて解釈があるだけ、なんてことを言う人もいるわけだけど。(参考:ニーチェ)

 生きているって楽しいことだよね。って、沢山の人がそう心から思えるように、もう何千年も前から賢者達が考えて伝えてきているのに、なんだか実現している感じがしない。それはとても難しいことなのかもしれないけれど、システム的なことは、行政の人にお願いをしつつ、コミュニケーションの面からしつこくしつこく、そんな世界の実現を目指していくことが、自分たちの今の役割なのかなと思っています。やれることを動ける人がやる。思い立ったひとがやってみる。間違っていたらやり方を変えてみる。

 ただただ、そんなことをしつこくしつこく続けていくことが必要なのだと思います。

 輝き始めた朝6時の空と空の雲を見ながら、そんなことを思うわけです。

 NPO法人ぐんまアサーションラボ(ぐんまあさらぼ)

 

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